「ヘッドスパに行きたいけど、毎週は通えない」「次の施術日まで、自分でなんとかしたい」――そう感じている方は多いのではないでしょうか。
今回は、新宿のヘッドスパ専門店「皇帝の息抜き」のスタッフさんに、プロが自分自身で毎日実践しているセルフヘッドスパを教えてもらいました。道具なし、お風呂でできるもの、寝る前にベッドでできるものなど、場面に合わせて使い分けられるテクニックをたっぷり紹介します。
教えてくれたのは「皇帝の息抜き」のお二人
ヘッドスパ歴8年の坂井です。今日は「プロが毎日やっているセルフケア」を紹介しますね。特別な道具は一切使いません。
影山です。特別なことじゃなくても、意識するだけで変わりますよ。私が普段やっていることもお伝えします。
プロが毎日やっているセルフヘッドスパ5選
ヘッドスパのプロって、自分自身のケアはどうしてるんですか? やっぱり毎日何かやってるんですか?
やってます。というか、やらないと翌朝の頭の重さが全然違うんですよ。3つ紹介しますね。
坂井さんが毎日実践している3つのセルフケア
1. 仰向けで後頭部の付け根をほぐす
ベッドに仰向けに寝た状態で、後頭部の付け根(後頭下筋)を指でほぐす。
首と頭の境目にある筋肉を両手の指先でゆっくり押しながらほぐします。頭の重さを利用して指に圧をかけるのがコツ。寝る前の1〜2分でOK。
後頭下筋はデスクワークやスマホで一番こり固まる場所です。ここが硬いと首が詰まって頭への血流が悪くなる。仰向けで自分の頭の重さを使ってほぐすと、無理な力を入れなくてもしっかり圧がかかります。寝る前の習慣にすると、翌朝の頭の軽さが変わりますよ。
2. 側頭部をグーでゴリゴリほぐす
手をグーにして、側頭部(こめかみの上あたり)をゴリゴリと揺さぶるようにほぐす。
拳の第二関節あたりを使い、耳の上からこめかみにかけて円を描くように動かします。「痛気持ちいい」くらいの強さで、左右各30秒ずつ。
側頭部は噛み締め(食いしばり)の影響を受けやすい場所で、ストレスが溜まるとカチカチになります。グーで揺さぶるように解すのがポイントで、指で押すより広い面積にアプローチできる。テレビを見ながらでも、仕事の合間にデスクでもできます。
3. お風呂でデコルテを流す
お風呂で体を洗うときに、デコルテ(鎖骨周り)を内側から外側に向かって流す。
鎖骨の上のくぼみに沿って、体の中心から肩先に向かってやさしく流します。リンパの流れを促すイメージで、左右各10回ずつ。
「ヘッドスパなのにデコルテ?」と思うかもしれませんが、頭・首・肩は筋膜でひと続きなんです。デコルテのリンパが詰まっていると、頭をいくらほぐしても老廃物が流れにくい。お風呂で体が温まっているときにやるのが一番効果的です。
影山さんは何かやっていますか?
4. 湯船に浸かりながら足をマッサージ
湯船に浸かりながら、足の裏とふくらはぎをマッサージする。
足裏の土踏まずを親指でグリグリ押し、ふくらはぎを下から上に向かって揉み上げる。各3〜5分程度。
頭のケアなのになぜ足?と思いますよね。足は「第二の心臓」と呼ばれていて、ここの血行を良くすると全身の巡りが改善されるんです。お風呂で体が温まっているタイミングが一番効果的。お湯の中だと指も滑りやすくて、力も入れやすいです。
5. 気づいた時に深い呼吸をする
特別なことではなく、気づいた時に「深くゆっくりとした呼吸」を意識する。
鼻から4秒かけて吸い、口から8秒かけて吐く。1回だけでも効果あり。仕事中、電車の中、信号待ちなどいつでもどこでも。
施術中にお客様にも「深くゆっくりした呼吸を意識してください」とお伝えしているんですが、これ、自分でやるセルフケアとしても最強なんです。呼吸が浅いと交感神経が優位のままで、体はずっと緊張状態。深い呼吸を1回するだけで、副交感神経のスイッチが入ります。
ヘッドスパの施術効果を高めるためにも呼吸は大事なんですが、セルフケアとしても同じです。深い呼吸を意識する習慣をつけるだけで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
セルフケアの効果を最大化する3つのポイント
セルフケアを続けるためのコツ
- 「ながら」でOK:テレビを見ながら側頭部をほぐす、お風呂でデコルテを流す、信号待ちで深呼吸——生活の中に溶け込ませるのが続く秘訣
- 水分をこまめに摂る:セルフケアで血行が良くなると老廃物が流れやすくなる。「出したら飲む」の意識で、がぶ飲みではなく少量をこまめに
- 寝る前のルーティンにする:後頭部ほぐし → デコルテ流し → 深呼吸の順で寝る前2分。翌朝の頭の軽さが変わる
グーにした手で側頭部をほぐすのが坂井さんの日課
セルフケアとプロの施術、どう使い分ける?
これだけセルフケアができるなら、プロのヘッドスパに行く必要はないんですか?
いえ、それは全然違います。セルフケアはあくまで「日々のメンテナンス」。プロの施術は深層の筋肉にアプローチしたり、自分では触れない角度からほぐしたりできるので、セルフケアだけでは取りきれないコリや疲れをリセットできます。
当店は辛いところにピンポイントでアプローチする「具体的な施術」が特徴で、さらに漢方アロマで内側からもケアします。セルフケアで普段のコンディションを保ちつつ、月に1回くらいプロの手でしっかりリセットする——この組み合わせが一番効果が長持ちしますよ。
日々のセルフケアで「小さな不調」を溜め込まないようにしながら、定期的にプロの施術で根本からほぐしてもらう。歯磨きと歯医者の関係に似ていて、どちらか片方だけでは足りない。両方やることで、頭も体も軽い状態をキープしやすくなります。
皇帝の息抜き
新宿御苑前駅 徒歩1分のヘッドスパ専門店
漢方薬剤師×整体師が考案した”新感覚ヘッドスパ”。セルフケアでは届かない深層の筋肉にプロの手技でじっくりアプローチ。完全個室で男女ともに利用可能。
※ 予約枠は2週間先まで公開。埋まりやすい土日は早めの予約がおすすめです
この記事は、新宿のヘッドスパ専門店「皇帝の息抜き」のスタッフへの取材をもとに作成しています。
坂井
皇帝の息抜き|ヘッドスパ歴8年
じんわりと効くような施術を心がけるスパニスト。「同じ施術でもその時の身体の状態で感じ方が変わるので、健康診断のような気持ちで受けてほしい」がモットー。
影山
皇帝の息抜き|スパニスト
辛いところにピンポイントでアプローチする「具体的な施術」が持ち味。漢方アロマを使い、外からの施術と内側からのケアの両面でお客様の「息抜き」をサポート。


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