くせ毛がガンコすぎる。うまくヘアケアで活かしたいんだけど。
ほとんどのくせ毛は、ヘアケアでアレンジし活かすことが十分にできます!この記事では、くせ毛の種類と原因から、ケアまでをまとめています。
くせ毛は4種類!画像で確認しよう
くせ毛には、大きく分けて4つの種類があります。タイプによって対処方法が変わってきますので、あなたの髪と見比べて、どのくせ毛タイプに当てはまるかチェックしてみましょう。
波状毛(はじょうもう)
波のように柔らかいうねりのあるくせ毛です。猫っ毛のような柔らかく細い髪質の方に多く、湿気によってうねりや広がりが強くなってしまいますが、くせ毛を生かしたヘアスタイルがしやすい特徴もあります。
捻転毛(ねんてんもう)
髪の毛が途中からねじれている状態のくせ毛です。タオルを絞ったような軽いくせ毛から、スチールウールのように強く捻じれたタイプがあります。比較的強いくせ毛の方に当てはまります。
縮毛(しゅくもう)
髪の毛が強くちぢれた状態のくせ毛です。強い直射日光から頭皮を守るために、アフロのような非常に強い縮れ毛を持っているのが特徴です。俗に言う天然パーマもこの縮毛の一つである事が多いです。
連珠毛(れんじゅもう)
数珠(じゅず)のように、毛の太い部分と細い部分が連なっているような状態のくせ毛です。通称ビーズヘアといいます。枝毛や切れ毛が発生しやすく、最も重い症状のくせ毛ですが、稀な毛髪の1つです。
くせ毛になる8つの原因
くせ毛の原因には、生まれつきなもの(先天性)と、いくつかの後天的な原因によるものがあります。原因を知ることで、くせ毛のケアに役立ちますので、一通りチェックしてみましょう。
遺伝によるもの
くせ毛で最も多い原因のひとつが遺伝によるものです。一般的には、女性は父、男性は母の遺伝を受けやすいと言われています。また、祖父母やそれ以前の影響を受ける、隔世遺伝が現れることもあります。
思春期の成長によるもの
子供の頃は直毛で髪の毛が細くても、思春期での成長ホルモンの影響によって髪の毛が太く濃くなり、くせが出やすくなることがあります。
妊娠・出産後によるもの
妊娠や出産後には、ホルモンバランスの変化で、髪質が変わることもあります。ほかにもこの影響で、髪のパサつきやくせ毛が発生することがあります。
加齢によるもの
40〜60代になると、加齢によるホルモンの減少で髪質が変わり、くせが強くなる傾向があります。また、頭皮にたるみが出ることで、強いくせが出ることもあります。
栄養不足によるもの
食生活の乱れや過度なダイエットによる栄養不足は、美髪キープをさまたげる原因になります。ほかにも、様々な頭皮トラブルの原因となりえます。
ストレスによるもの
過度なストレスや睡眠不足は、ホルモンバランスが乱れ、様々な頭皮トラブルを引き起こします。
毛穴の詰まりによるもの
毛穴が詰まることで、毛根がゆがみ、くせ毛を発生させる可能性があります。原因としては、皮脂や古い角質の残り、シャンプーやトリートメントの添加物の付着などがあります。また自分に合わないシャンプーを使うことで、必要以上の皮脂を取りのぞき、毛穴が詰まる可能性があります。
髪のダメージによるもの
キューティクルの損傷は、髪の内部の空洞化にも繋がり、やがてパサついた乾燥毛に変化してしまいます。原因としてはパーマやカラーの繰り返し、ドライヤーやヘアアイロンの熱によるダメージ、強すぎる紫外線などです。
くせ毛を根本的に治す方法はある?
残念ながら、遺伝による生まれつきのくせ毛を根本的に治す方法はありません。ですから「永久的にくせ毛が治る!」といったうたい文句には注意しましょう。
生まれつきのくせ毛を根本的に改善することは難しい、という事実を受け入れた上で、ヘアケアでくせ毛の予防・改善を試みることが重要です。
次からの内容を参考に、あなたのくせ毛にあった対策に取り組んでみましょう。
【タイプ別】頑固なくせ毛を活かす8つのヘアケア
どんなに頑固なくせ毛でも、ヘアケア次第で、くせ毛を美しく活かすことは十分に可能です。あなたの髪質に合わせて、これから紹介する方法でくせ毛を使って美髪を作っていきましょう。
高品質なドライヤー・ヘアアイロンを使う
自宅でお手軽にできるのが、毎日のヘアセット時に使う、ドライヤーやヘアアイロンです。軽いウェーブ程度なら、ある程度の直毛にすることは可能ですし、強めのくせ毛でも、ヘアケア次第で十分にくせを活かすことが可能です。
ただし、ヘアアイロンやドライヤーの熱は、少なからずともキューティクルを損傷させる原因になるため注意が必要です。高品質で髪を傷めにくい、アイロンやドライヤーの使用が必要になってきます。おすすめのヘアアイロンとドライヤーは、こちらでまとめています。
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縮毛矯正・ストレートパーマをする
もっと効果的にくせ毛を活かしたい、くせ毛が強めだ、という方におすすめなのが縮毛矯正やストレートパーマです。自分でアイロンをするなどと比較すると、もっときれいな直毛にすることもできます。どちらにするかの目安は、くせ毛が強めの方は縮毛矯正、それ以外の方にはストレートパーマがおすすめです。
- 縮毛矯正…8,000円~15,000円くらい
- ストレートパーマ…5,000円~10,000円くらい
自分の髪質に合ったシャンプーを使う
自分の髪質に合ったシャンプーを使うことはとても重要ですが、特にくせ毛の方には、自分で処方をカスタマイズできるオーダーメイドシャンプーがおすすめです。
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また自分にあったシャンプーを使っても、そもそもの洗い方が間違っていては、そのケアも十分に活かされません。正しいシャンプーの仕方も確認しておきましょう。
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アウトバストリートメントを使う
ドライヤー前にアウトバストリートメントで髪を保護すると、熱からガードして、ダメージを防ぐことができます。特に後天的なくせ毛の原因としては、ほとんどが髪のダメージが原因と言っても過言ではありません。
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頭皮マッサージを行なう
特に加齢によるくせ毛の場合、頭皮マッサージで筋肉のハリを取り戻すことはとても重要です。そのための頭皮マッサージは、頭皮のたるみを解消し、リフトアップなど様々なメリットが期待できます。
美髪にもくせ毛改善にも、たくさんのメリットが期待できるので、ぜひ行ってみましょう。お風呂でも簡単にできる頭皮マッサージのやり方は、こちらの記事でまとめています。
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また、頭皮マッサージ機を使用することで、より隅々まで頭皮を刺激することができます。
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食事と生活を見直す
髪をつくるベースは、私達の体と同じように日々の食事です。頭皮トラブルを防ぐには、乱れた食生活やライフスタイルの見直しが基本であり大切です。
ヘアケアで特に意識していきたい栄養を含んだ食べ物はこちらで紹介しています。
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また、効率よく効率よくとるために、食事に併用したサプリメントもおすすめです。
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髪を乾燥させないケア
後天的なくせ毛の場合や、湿気でのうねり・広がりを抑えたい方は、髪の乾燥を徹底的にブロックしましょう。髪のパサつきの原因やケアは、こちらで詳しくまとめています。
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ヘアケア全体を再確認する
ヘアケアを細かく見た場合、一概に「これ」というのがありません。それは誰もが、違う髪質であり、オンリーワンであるからです。
しかし「絶対にやってはダメなケア」というのも存在します。これを知らずに、またはうっかり行っている人は意外にも結構います。
以下の記事を参考に、自分のヘアケアを再確認してみましょう。
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まとめ
これまで、くせ毛を活かすために意識したい8つのケアをご紹介しました。まとめると以下の通りです。
それぞれの詳細は、こちらの項目をクリックしてご確認ください↑