老けて見える髪型ってあるの?反面教師にしたいな。
ありますよ!美容業界では常識ですが、老けて見える髪型には3つの特徴があります。この記事では「前髪」「トップのボリューム」「シルエット」ごとにその特徴をまとめていきます。
特に老けて見える!髪の3つの部位は?
髪型の中でも、以下の3つの部位は特に注意が必要です。ここが抜けていると、どんな年代や髪型でも、こ実年齢よりも老けて見えてしまいます。
老けて見えやすい3つの部位
- 前髪
- トップ(頭頂部)
- シルエット(全体)
これらをそれぞれポイントで見ていきます。
老けて見える「前髪」
前髪をほんの少し変えるだけでも、周りの人に気づかれて印象に大きく影響します。老けて見える前髪の特徴として以下のものがあります。
- 重すぎる
- 幅が広すぎる
具体的にいうと「ワイド・重め・パッツン」の前髪です。これにどんなイメージを抱くかと言うと、下記のようなものが挙げられるでしょう。
前髪がワイド・重めだと?
- 顔の輪郭がはっきり出る
- 老けてみられる
前髪がぱっつんだと?
- 個性的
- 若々しすぎる
- かわいい
あなたもどれかをイメージしたのではないでしょうか?
幼い子どもがするにはいいのですが、大人の女性がこれをすると、逆にマイナスイメージを与えてしまう可能性が大きくなります。
老けて見える「トップのボリューム」
年齢を重ねると、トップの部分がぺちゃんこになり、どうしてもボリュームが出にくくなります。
例えば「毛先は広がるけど、トップにはボリュームが出ない」といったようなお悩みです。上の方がぺちゃんこ、下がボリューミーだと、どうしてもフレッシュさとは間逆な印象になってしまいます。
老けて見える「シルエット」
シルエットは髪型の輪郭ともいえる全体像で、これが見た目に与える影響は大きいものがあります。例えば、年齢を重ねると髪にボリュームが出なくなり、髪がぺちゃんとなりがちです。トップだけではなく、顔周りもボリュームが出なくなり、全体的に老けた印象に見えてしまいます。
髪型で若く見せる3つの具体的テクニック
これまで老けて見える髪型を3パターン見てきました。それをもとに、ここからは実際に使える、髪型で「若く見せる」ための3つのテクニックを解説します。
前髪を老けて見せないテク
前髪を老けて見せないようにするためには、こめかみの周りに前髪を作ることです。具体的には「前髪の両サイドがちょっと長くなった」形だと老けてない印象を与えることができます。
- 輪郭が隠れる
- 耳にかけたときに、薄毛を隠すことができる
- 生え際の白髪を隠すことができる
あくまでも重くし過ぎないほうがよいので、最近流行のシースルーバングのように極端に薄くする必要はありません。適度に薄く、少しおでこが見えるぐらいの前髪が、40代や50代が老けてみえないためにはおすすめの髪型です。
トップを老けて見せないテク
トップのボリュームがないと、分け目が目立って、薄毛に見えてしまいます。
この対策としておすすめなのが「くるくるドライヤー」を使ってトップをふんわりとさせる方法です。くるくるドライヤーを使うことで、以下のような視覚効果を与えることができます。
くるくるドライヤーの効果
- トップがふんわりする
- 分けても地肌が見えにくい
- 触って潰しても、ふんわり戻る
- 薄毛が目立たなくなる
- 地肌が見えにくくなる
やり方は以下のとおりです。
- ふんわりさせたい部分を、スプレー等で軽くぬらす
- ブラッシングして、髪の絡まりをとりのぞく
- ドライヤーを動かして、色々な方向から風をあててふんわり感を出す
見た目の印象も大分変ると思いますので、髪のボリュームに悩んでいる方はぜひやってみてください。
シルエットを老けて見せないテク
どんな髪型にも、美しく見えるための黄金比があります。
中高年が若いシルエットになるためのおすすめは、黄金比のひし形に髪型を作ると、顔の輪郭がしゅっと見えるようになります。例えば、髪型をふんわりさせて顔の輪郭がしゅっとすると、とても若々しく見せることができます。
ふんわりで黄金比を作る事例
- カットでふんわりさせる(例:軽めのツーブロック)
- アイロンを使ってふんわりさせる
- 縛ってふんわりさせる(おくれ毛をふわっとさせるなど)
ではこのシルエットを作る具体的な方法を、手軽にできるやり方での例を2つ解説していきます。
アイロンでふんわりとひし形を作る方法
以ヘアアイロンを使うと、よりひし形に見えやすい「くびれ巻き」ができます。やり方は以下の通り。
- アイロンで毛先を外ハネにする
- 中間を内巻きにする
- その後に顔周りの髪の毛を外巻きに軽くふんわり巻いて、S字カールを作る
この順にアイロンをあてると、顔周りの髪がひし形になり、印象が若々しくなります。
髪型以外にもひし形にする方法
髪を直接アレンジしなくても、顔や体などのトータル的な要素でひし形に見せることができます。たとえば、
- ネックレスをつける
- Vネックの服を着る
これらのアレンジをすれば、どこでもできる即効性で、ひし形の視覚効果を得ることができます。
またひし形にした状態で、これらのアレンジを行なうと、相乗効果であなた全体が若く見えるようになります。全体的なシルエットをひし形に見せることができるので、髪型以外にもおすすめのテクニックです。
まとめ
これまで、髪型が老けて見えてしまうポイントと、その対策をお伝えしてきました。要点をまとめると以下の通りです。
老けて見える髪型の特徴
- 前髪がぱっつんに近い
- トップにボリュームがない
- シルエットが黄金比ではない
老けて見えない髪にするポイント
- 前髪を重く、幅広にしない
- トップのボリュームをふんわりさせる
- シルエットを黄金比(ひし形)にする
詳しくは本文にあるそれぞれの詳細をご確認ください。
記事ではあえて40~50代にしましたが、どの年代にも活用できるポイントばかりになります。ぜひ参考にしてみてください。