毎日使用するドライヤーは、髪を綺麗にする上でとても重要なアイテムになります。
「熱」は髪にとって最大の敵とも言えます。
その熱によるダメージをできるだけ抑えることが、美髪の最低条件になります。
今日は、髪に優しく速乾できる、美髪や髪質改善におすすめの高級ドライヤー8台を紹介していきます。
女性の美髪を徹底的に追及するbirei編集部が厳選したランキングになっていますので、ぜひ参考にしてください。
後半では、「正しいドライヤーのかけ方」も解説していきますね。
髪に良い美髪ドライヤーの選び方
各メーカーとも、様々な機能が備わっていて、どれが本当に髪に良いのか判断するのは難しいでしょう。
以下の3つのポイントだけを、しっかりと押さえておきましょう。
美髪ドライヤーの選び方
- 美髪性能・スペック
- 風量・速乾性
- 使いやすさ・軽さ
1. 美髪性能・スペック
髪にとって一番の大敵である「熱」をいかにコントロールできる性能が備わっているかが最大のポイントです。
髪にダメージを与えない低温で、風量によって素早く乾かしていくドライヤーが今後の主流となるでしょう。
セラミック系プレートを使用した、遠赤外線ドライヤーの人気も続くでしょう。
髪や人体に良いとされる遠赤外線の熱により、優しく髪を乾かしていきます。
話題の「復元ドライヤー」の「育成光線」についても、科学的根拠に乏しいながらも、理論はセラミック(遠赤外線)ドライヤーと同じです。
マイナスイオン、ナノイオン、プラズマクラスターなど、メーカーによって呼び方は違いますが、水イオンの力でどれだけ髪を保護しながら優しく乾かせるかも重要ですね。
水分をキープしながら、しっとりとまとまりやすい髪にする効果は期待できます。
温度や風量も、好みに大きな個人差がありますので、細かく調整できるものが望まれます。
2. 風量・速乾性
熱の力よりも、風の力で乾かす方が、髪へのダメージは抑えられます。
低温・大風量というのが今後のトレンドになるでしょう。
自然乾燥は髪の水分を奪い美髪には悪影響なので、強めの風量での速乾性も重要です。
ロングヘア、毛量の多い方にとっては、重要度も高まります。
「1.9m3/分」以上であれば、かなりの大風量と言えます。
記載がない場合は、消費電力が「1,200W」以上かで判断しましょう。
3. 使いやすさ・軽さ
ドライヤーは毎日使用するものですから、使いやすさも肝心です。
特に重たすぎるドライヤーは、腕が疲れるだけでなく、適切なポイントに風を与えることにも支障をきたしてしまうので、扱いやすい軽さも選定ポイントになります。
以上のポイントを考慮すると、美髪にとって優秀なドライヤーは、やはり「高級ドライヤー」と呼ばれるものになります。
値段でいうと、2万以上が目安になりますが、本当に美しい髪を目指すのであれば、必須アイテムと言えるでしょう。
高級ドライヤーで髪質は変わる?
高級ドライヤーを使用したところで、髪質は本当に変わるのでしょうか?
birei編集部では、「間違いなく変わる」と断言いたします。
先ほども述べましたが、髪にとっての最大の敵でもある「熱」を上手にコントロールすることで、髪質は劇的に変わります。
また、水道水に含まれる残留塩素が、乾燥や髪のパサつきを生む最大の要因にもなるので、優しく素早く髪を守りながら乾かすことができれば、乾燥による髪のダメージを最小限に抑えることができます。
もちろん、高級ドライヤーの使用だけで、究極の美髪を手にできるわけではありません。
上手なドライヤーのかけ方をはじめ、アウトバストリートメント、シャンプーや塩素除去シャワーヘッドなどの髪を守るヘアケアアイテムの併用も重要です。
高級ヘアドライヤーおすすめランキング8選「美髪&髪質改善に」
birei編集部が厳選した、美髪や髪質改善効果が期待できる、髪に良い「高級ヘアドライヤーおすすめ8選」を紹介していきます。
「美髪性能やスペック」「風量・速乾性」「使いやすさ」を徹底比較したランキングになりますので、ぜひ参考にしてください。
1位 KINUJO(絹女) ヘアドライヤー
小型軽量ながら、超大風量と独特なT字型のデザインがおしゃれな、KINUJO(絹女)の大人気ヘアドライヤーです。
「2.2m3/分」という大風量は、本ランキングではダイソンに次いでNo.2です。
遠赤外線の中でも髪の芯まで作用するとされるテラヘルツ波(育成光線)を発生させ、大風量・遠赤外線・マイナスイオン効果で、毛先までまとまるウルツヤ速乾を実現させます。
363gという超軽量ボディで、女性のセルフドライを徹底的に研究した末に誕生した、最高に使いやすいドライヤーとなっています。
商品詳細
商品名:KINUJO(絹女) ヘアドライヤー
メーカー:KINUJO(キヌージョ)
消費電力:1,250W
風量:2.2m3/分
遠赤外線:◎(テラヘルツ波)
マイナスイオン:○(マイナスイオン)
重さ:363g
温度調節:3段階
風量調節:3段階
価格:¥26,400
商品詳細・公式販売サイト▼
2位 Nobby by TESCOM プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB3001
サロンシェアNo.1ブランドTESCOMの「Nobby」の最高峰モデル&超高性能ヘアドライヤーです。
グッドデザイン賞3冠の、シンプルかつスタイリッシュなデザインもおしゃれですね。
業界トップクラスの大風量と、熱を分散させる「ケアドライフード」、静電気低減と艶出し効果のある「プロテクトイオン」で、髪を優しく速乾させます。
サロン仕上げを実現させるオートモードも搭載。
有名メーカーによる確かな耐久性に加え、2年間保証付きなのも安心ポイントです。
遠赤外線機能はないので、今回のランキングでは、唯一2万円をきるプチプラながら高性能なドライヤーです。
重たすぎるのがややマイナス点。
スペックは若干劣りますが、1万円強の超プチプラ「NIB2600」もあります。
商品詳細
商品名:プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB3001
メーカー:Nobby by TESCOM(ノビー バイ テスコム)
消費電力:1,300W
風量:-
遠赤外線:✕
マイナスイオン:◎(プロテクトイオン)
重さ:800g
温度調節:3段階+オート
風量調節:3段階
価格:¥19,580
商品詳細・公式販売サイト▼
3位 ホリスティックキュア ドライヤー モイストプラス
「自分史上、最高美の追求」 をテーマに作られたブランド「ホリスティックキュア」の、しっとり深い潤いを追求したヘアドライヤーです。
マイナスイオンに加え、遠赤外線を放つ独自技術の「クレイツイオン」を発生させることで、ツヤのある美髪に整えながら、しっとりまとまりのある仕上がりを実現させます。
育成光線(テラヘルツ波)が、さらに潤いを高めます。
軽量&大風量&高性能の、バランスの良いアイテムです。
最高峰の「Rp.(アールピー)」モデルも新たに発売されました。
商品詳細
商品名:ドライヤー モイストプラス (CCID-P02W)
メーカー:HOLISTIC CURE(ホリスティックキュア)
消費電力:1,350W
風量:-
遠赤外線:◎(テラヘルツ波)
マイナスイオン:◎(クレイツイオン)
重さ:405g
温度調節:2段階
風量調節:2段階
価格:¥24,200
商品詳細・公式販売サイト▼
4位 リファ ビューテック ドライヤー
美容ローラーで大人気のReFa(リファ)が開発したビューテックドライヤーは、髪の水分量を見極め、熱を60℃以下に自動でコントロールする機能が備わっています。
高密度炭素による遠赤外線効果と、ハイドロイオンにより、髪の内部をしっとりさせながらも表面をサラサラに仕上げます。
商品詳細
商品名:リファ ビューテック ドライヤー
メーカー:ReFa(リファ)
消費電力:1,200W
風量:1.6m3/分
遠赤外線:△(高密度炭素)
マイナスイオン:○(ハイドロイオン)
重さ:695g
温度調節:オート(しっとりorふんわり)
風量調節:3段階
価格:¥36,300
5位 レプロナイザー 4D Plus
とにかく最高峰スペックを求める方は、「レプロナイザー」がおすすめです。
最も高級なヘアドライヤーの1つとも言えるでしょう。
美しい髪を徹底的に追求して導き出した「バイオプログラミング」により、使うほどに髪のまとまりとしっとり感を実感できます。
最高峰モデルは「7D Plus」。
超高級ながら、美髪効果が期待できる機能が搭載されていないのがマイナス点。
商品詳細
商品名:レプロナイザー 4D Plus
メーカー:リュミエリーナ
消費電力:1,200W
風量:-
遠赤外線:✕
マイナスイオン:✕
重さ:750g
温度調節:2段階
風量調節:3段階
価格:¥57,200
6位 パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G
パナソニックの高浸透ナノイー搭載の最新&最上位モデルです。
ベストコスメ大賞6冠の、大人気&ハイパースペックのドライヤーです。
使いこなせるかは別として、とにかく機能の豊富さは圧倒的No.1です。
商品詳細
商品名:ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G
メーカー:Pannasonic(パナソニック)
消費電力:1,200W
風量:1.5m3/分
遠赤外線:✕
マイナスイオン:◎(ナノイー/ミネラルマイナスイオン)
重さ:595g
温度調節:多彩なモード
風量調節:多彩なモード
価格:¥33,000
7位 ダイソン スーパーソニック イオニック ヘアドライヤー
ダイソンのスーパーソニックイオニックは、「2.4m3/分」の、その凄まじい風量が最大の特徴です。
とにかく、大風量による速乾にこだわる方向けですね。
商品詳細
商品名:Supersonic Ionic ヘアドライヤー
メーカー:Dyson(ダイソン)
消費電力:1,200W
風量:2.4m3/分
遠赤外線:✕
マイナスイオン:〇(マイナスイオン)
重さ:697g
温度調節:4段階
風量調節:3段階
価格:¥42,900
8位 シャープ プラズマクラスター ドレープフロードライヤー
シャープのイオン機能「プラズマクラスター」を搭載したドライヤーの中で、最上位のモデルです。
なめらかな手触りのシルキーヘアへと導くプラズマクラスターが最大の特徴。
1.1m3/分の非常に控えめな風量で、優しい速乾を実現。
おしゃれでキュートなフォルムも高ポイント。
商品詳細
商品名:プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX1
メーカー:SHARP(シャープ)
消費電力:1,200W
風量:1.1m3/分
遠赤外線:✕
マイナスイオン:◎(プラズマクラスター)
重さ:610g
温度調節:モードによる
風量調節:モードによる
価格:¥25,680
美髪をキープする【正しいドライヤーのかけ方】
性能の良い高級なヘアドライヤーを使用していても、肝心なドライヤーのかけ方が間違っていては、その効果が半減してしまいます。
髪を綺麗に維持する正しいドライヤーのかけ方を覚えておきましょう。
正しいドライヤーのかけ方
- 優しくタオルドライ
- 軽くブラッシング
- アウトバストリートメントをつける
- 強温風で髪の根元を中心に乾かす
- 弱温風でスタイリング
- 冷風でクーリング
1. 丁寧にタオルドライ
ドライヤーで髪を乾かす前に、タオルドライで余分な水分を取り除きます。
ドライヤーの熱を当てる時間を短縮するためにも、タオルドライは重要です。
硬いタオルでゴシゴシしては髪を傷つけてしまいます。
濡れた状態の髪は、乾いてる時の3倍もダメージを受けやすいとされています。
柔らかく吸水性の高いタオルで、髪を挟み込むように水分を吸収させるなどして、優しく丁寧にタオルドライをしていきましょう。
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2. 軽くブラッシング
タオルドライ後は、髪が絡まった状態になっています。
目の粗いクシで軽くブラッシングすることで、毛流れを整え、髪の摩擦ダメージを最小限に抑えることができます。
ブラッシングすると、毛先に水分が流れ落ちてくるので、余分な水分はタオルで再度吸収しましょう。
このブラッシングは、やるのとやらないのとでは、仕上がりのまとまり感にかなり差が出てきます。
軽くで良いので、ドライヤー前のブラッシング習慣をつけておくことをオススメします。
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3. アウトバストリートメントをつける
ドライヤー前の、洗い流さないアウトバストリートメントは、とても重要です。
アウトバストリートメントの使用は、熱や摩擦から髪を保護するにも、美髪のためにも、必須と言えます。
ヘアオイル、ヘアクリーム、ヘアミルクなどがあります。
ヘアオイルの人気度が高いですが、それぞれの製品で効能は様々ですので、ご自身の好みや髪質に合ったアウトバストリートメントを選択しましょう。
アウトバストリートメントも、目の粗いコームなどを使用すると、髪の内側まで綺麗に浸透します。
birei編集部がおすすめする、洗い流さないアウトバストリートメントは、こちらで紹介していますのでご覧ください。
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4. 強温風で髪の根元を中心に乾かす
自然乾燥は、美髪にとっても頭皮の健康にとっても良くありません。
生乾きのまま放置すると、雑菌が増殖して頭皮トラブルや頭皮の臭いの原因にもなります。
また、日本の水道水に含まれる残留塩素は世界で最も高いレベルにあります。
塩素は髪の健康に大敵で、それを乾かさずに放置していると、髪のパサつきや頭皮トラブルを招く恐れがあります。
タオルドライ後は、なるべく早めにドライヤーをかけて、髪を乾かしてあげるのが最善です。
この時の風量は、できるだけ強風で早く乾かすようにしましょう。
熱すぎると髪にダメージ与えてしまうので、温風&強風が最善です。
髪の根元にドライヤー当てるのがポイントです。
髪の毛先は毛量が少なく乾きやすいので、頭皮から10~20cmほど離してドライヤーを当てて、髪の根元を中心に乾かしていきましょう。
毛先に熱を当てすぎるとパサつきの原因となるので注意が必要です。
また、一点に熱が集中するのは髪のダメージの原因にもなります。
ドライヤーは小刻みに振って、熱を分散させるように乾かしていきましょう。
5. 弱温風でスタイリング
強温風で8割ほど乾いたら、次は弱温風でスタイリングしながら乾かしていきます。
毛流れを整えたり、軽くクセづけなどをしながら、スタイリングしていきましょう。
この時に、ブラシを使用してブローすることで、綺麗なストレートや、ゆるやかなカールを演出することができます。
6. 冷風でクーリング
最後に、冷風を当ててクーリングしていきます。
髪に残った熱を冷ましてあげることで、余熱による過剰な乾燥を防ぐ効果があります。
髪のツヤ感も変わってきますので、最後は必ず冷風で仕上げるようにしましょう。
ドライヤーの正しいかけ方については、こちらの動画が参考になりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
birei編集部がおすすめする、髪に良い高級ヘアドライヤーは以上になります。
ドライヤーは永く付き合っていくアイテムになります。
毎日の使用の積み重ねが、美髪への確実な一歩となりますので、ぜひ高品質で髪に良いドライヤー選びを検討しましょう。
その他にも、こちらの記事などで、美髪にイチ押しのヘアケア方法やアイテムを紹介していますので、合わせてご覧ください。
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