毎日シャンプーをしているのに、なんか泡立ちが悪く感じる。
シャンプーが泡立たないのには、いくつかの理由があります。この記事を読めば泡立たない原因と、すぐにできる対策方法が分かりますよ。
シャンプーが泡立たない3つの原因とは?
シャンプーが泡立たたない理由は、大きく分けて3つあります。ひとつひとつ自分に当てはまるものがないか確認し、普段のシャンプーを見直していきましょう。
頭皮や毛穴が汚れている
頭皮や毛穴に皮脂が詰まっていると、シャンプーの泡立ちが悪くなります。個人差はありますが、人体は常に皮脂を出しています。特に汗をよくかく夏場や、運動をしたあとは、皮脂の量が増えてしまいます。また皮脂は油分なので、水やお湯だけでは、なかなかすべてを落とすことはできません。
スタイリング剤が残っている
洗い残ったスタイリング剤も、シャンプーが泡立たない原因になります。日中の髪をセットするのに、今ではスタイリング剤が必要不可欠なほどです。しかし、大量につけると水と混ざりにくくなり、シャンプーの泡立ちを邪魔してしまいます。
ダメージが蓄積されている
これまでに蓄積されたダメージですが、シャンプーの泡立ちを防いでいる可能性があります。例えばよくある例として、パーマやカラーを繰り返していると、表面のキューティクルが剥がれた状態になりやすいです。すると、シャンプーをした際にキューティクルの隙間から水や洗浄成分が入り込み、泡立ちにくくなってしまいます。これを泡立たないことでどうにかしようと、更にゴシゴシと髪を洗ってしまうと、かえってダメージを進行させる悪循環になってしまいます。
では、どうすればシャンプーを泡立てることができるのでしょうか?次で見ていきましょう!
シャンプーの泡立ちを良くする2つの対策
シャンプーの泡立ちを良くするための対策は「ブラッシング」と「予洗い」です。どちらもシャンプー前に行う方法なので、順番に見ていきましょう。
ブラッシング
まず1つ目のブラッシングですが、このひと手間がとても重要になります。ブラッシングをする目的は2つあります。
- 毛の絡まりを取る
- 髪についた汚れを落とす(浮かす)
髪の毛が絡まったままだと、洗うときに切れてしまったり、効率よく汚れを落とすことができません。ヘアケアにおいては全ての工程の前に、ブラッシングで汚れを落とし、髪の絡まりをほどいておきましょう。
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予洗い
もっとも重要なのが、この「予洗い」という工程になります。予洗いとは、シャンプーの前にお湯だけで汚れをざっと落とす作業です。予洗いをすることで、髪の汚れの7~8割は落とすことができるので、そのあとのシャンプーの泡立ちも格段に良くなります。
要は余分な汚れを落としてしまえば、シャンプーの泡立ちを妨げるものがなくなるということですね!
予洗いが済んでいれば、そのあとのシャンプーでも、泡立てようとゴシゴシ洗う必要はありません。しっかり泡立てた泡で優しく洗うことで、摩擦が少なくなり、ダメージを抑えることができます。
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まとめ
これまでシャンプーがうまく泡立たない原因と対策を解説しました。ポイントを一言でまとめるとこちら↓
- シャンプーが泡立たない大きな原因は「皮脂汚れ」
- 髪に蓄積されたダメージも泡立たない原因のひとつ
- スタイリング剤を過度につけすぎないことが重要
- あらかじめブラッシング&予洗いで大まかな汚れを落としておく
- シャンプーはしっかり泡立てた「泡」で洗うことを意識する
- シャンプーするときにゴシゴシはNG!
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