
髪のパサつきが気になる。年々ひどくなってる感じがするな。。

髪のパサつきに悩んでいる人は、30~50代の女性の場合だと約半数というアンケート結果もあります。この記事では、髪のパサつきを解決するための10の方法についてまとめています。
パサパサ髪とは?どんな悪影響があるの?

パサパサ髪とはその名の通り、髪が乾燥してパサついている状態です。
具体的には、髪の表面にあるキューティクルが傷ついてはがれている状態です。キューティクルがはがれると、髪の毛が光を反射しなくなるので、ツヤの感じない髪になってしまいます。
髪のパサつきが進行すると、髪の外側→内側の順(キューティクル→コルテックス→メデュラ)とダメージが内部に進み空洞化してしまいます。その結果、くせ毛や枝毛、切れ毛、脱け毛などトラブルの原因になります。
それだけではありません。パサパサの髪は、とても湿気を吸いやすい状態になっています。なので、雨の日のうねりや汗をかいた時の広がりも、根本的な原因はこれらの髪の乾燥によるダメージによることが多いのです。
くせ毛・うねり・広がり・枝毛・抜け毛になる可能性がある
髪がパサつく10個の原因とは?

髪がパサつくの主な原因として、以下の10項目が考えられます。
- 髪の内部の水分と栄養が不足している
- カラーやパーマを繰り返している
- ホルモンバランスが変化したこと
- 自分に合わないシャンプーを使っている
- シャワーの残留塩素によるもの
- ぬれた髪を放置、自然乾燥している
- ドライヤー、ヘアアイロンの熱で傷んでいる
- ヘアケアを怠っているor間違っている
- 髪が摩擦で擦れている
- 紫外線によるダメージを受けている
これらの原因を知り、それぞれに合った改善ケアを行なうことが、パサパサ髪を治し美髪に導く唯一の方法です。
では、これら髪がパサつく10個の原因それぞれの改善策を、それぞれ1つずつ解説していきます。
【お悩み別】髪のパサつきの改善ケア10選
具体的なケアの手順をまとめていきます。
髪の内部の水分と栄養が不足している場合は?

【改善ケア】毎日の食事や生活習慣を整える
ある程度の水分補給は、トリートメントなどのヘアケアアイテムで補うことができますが、これは根本的な問題です。ですので改善には、毎日の食事や生活習慣を整えることです。詳しくは、こちらの記事でまとめています。
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【毎日食べたい】ヘアケアで摂りたい10個の栄養素!含んでいる食材の一覧
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具体的にどんな食べ物がいいか?などの例は、以下の記事でまとめています。
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【女性向け】いつもの料理に使える!ヘアケアで意識したい15品目の食べ物
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もし時間がなく料理ができない場合などは、お手軽なサプリメントによる摂取がおすすめです。
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【女性向け】手軽に飲める!若々しい髪を保つおすすめサプリメント7選
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ほかにも、ストレスや睡眠不足などもパサパサ髪を招く原因となりえます。これらの生活習慣については、以下の記事でまとめています。
→【記事】毎日の生活にプラスα!ストレスから白髪や抜け毛を防ぐための5つの習慣
→【記事】寝グセをつけない!寝る前に行う7つの簡単ケア・グッズで髪の痛みを防ごう
カラーやパーマを繰り返している場合は?

【改善ケア】ヘアマスクなどのインバストリートメントを使う
髪のダメージが残っている時は、ヘアマスクなどのインバストリートメントで、しっかりと髪の内部からダメージ補修と栄養補給をしていきましょう。
また市販のカラー剤を使うよりは、なるべく美容室で高品質なカラー剤・パーマ剤を使用して、髪に安全で丁寧なトリートメントを行うようにしましょう。
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【プチプラ〜高級】ヘアマスクの人気おすすめ10選!みずみずしい髪作りに
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ホルモンバランスが変化した場合は?

【改善ケア】不足している栄養素を補う
食事などで不足している栄養素をしっかりと摂りましょう。
ホルモンバランスの変化によって髪質が変わることが多々あります。特に妊娠時や産後には、髪や肌への栄養補給が滞りがちになりますので、こまめに摂取するようにしましょう。
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【女性向け】手軽に飲める!若々しい髪を保つおすすめサプリメント7選
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自分に合わないシャンプーを使っている場合は?

【改善ケア】オーダーメイドシャンプーに切り替える
シャンプーはヘアケアで最も大切なものの1つですが、同時に最もパサつきの原因にもなりえるものです。
特に私たちが普段買っている市販シャンプーにありがちなのが、
- 洗浄力が強すぎるて頭皮を乾燥させてしまう
- 必要以上に皮脂を取り除き、より頭皮・髪の乾燥を促進させてしまう
- シリコン剤などが頭皮に付着したままになると、毛穴が詰まって必要な皮脂の分泌をプロックしてしまう原因になる
などの髪によくない影響です。これはあくまでも多くのユーザーを対象に開発されたシャンプーなので、1人1人の髪の悩みにフォーカスするには至っていません。
ではどんなシャンプーが自分に合っているのかというと、おすすめなのがオーダーメイドシャンプーです。5万通りの組み合わせが可能なオーダーメイドシャンプーについて下記の記事で内容をまとめています。
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組合せ5万通り!オーダーメイドシャンプー「メデュラ」の驚異的な特徴とは?
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シャワーの残留塩素による場合は?

【改善ケア】シャワーヘッドをミラブルに変える
日本の水道水には塩素が含まれていますが、この塩素は髪にいいものではなく、毎日のシャワーであなたの髪にダメージを与えている可能性があります。
この残留塩素から髪や肌を守ってくれるのが、塩素除去効果のあるシャワーヘッド「ミラブル」です。
具体的なミラブルの効果については、以下の記事でレビューなど詳しくまとめていますので、ぜひご参考ください。
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なぜミラブルが最適なの?シャンプーやヘッドスパ、予洗いに超良い理由
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ぬれた髪を放置、自然乾燥している場合は?

【改善ケア】すぐにヘアタオルで水分を取り除く
ぬれた髪の自然乾燥は、髪に必要な水分まで奪ってしまう他、雑菌が増殖して頭皮トラブルになる原因となる可能性があります。
そのため、お風呂上がりなどはすぐに、タオルドライ→ドライヤーの順番を徹底して髪を乾かしましょう。
髪にやさしいおすすめのヘアドライタオルは以下の記事でまとめています。
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吸水&速乾性がいい!美髪キープにおすすめのヘアドライタオル9選
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ドライヤー、ヘアアイロンの熱で傷んでいる場合は?

【改善ケア】高性能のドライヤー&ヘアアイロンを使って乾かす
また、乾かすためにドライヤーで使う熱は、髪にとっては「大敵」です。
コスト面を気にして性能をないがしろにしたドライヤー選びをすると、余計に髪にダメージを与える原因になります。
これらのダメージに配慮したおすすめのヘアドライヤーについては、こちらをご覧ください。
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【女性向け】速乾&髪にやさしい!美容師もおすすめの高級ドライヤー7選
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髪に熱を当て続けると、キューティクルが傷んでしまいパサパサ髪の原因になります。ダメージケア性能の高いおすすめのヘアアイロンは、下記の記事でまとめていますのでご覧ください。
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【髪が傷みにくい】保護して整える!美容師がおすすめのストレートアイロン8選
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また、洗い流さないアウトバストリートメントは、髪の乾燥を防ぐのに効果大です。ドライヤーで髪を乾かす前に、ヘアオイルなどのアウトバストリートメントをつけて、熱や乾燥から髪を守りましょう。
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【女性向け】スタイリングもOK!おすすめアウトバストリートメント10選
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ヘアケアを怠っているor間違っている場合は?

【改善ケア】もう1度、正しいヘアケアをおさらいし、日々実践する
これまでのヘアケアに、忘れていた点や、見落としていたケアがあるのかもしれません。下記の記事では、ヘアケアのすべての行程をロードマップでまとめています。こちらをご覧いただき、一度自分のヘアケアを振り返ってみましょう。
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【ロードマップ】初心者OK!今よりサラサラ髪にする12個のフローチャート
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髪が摩擦で擦れている場合は?
【改善ケア】やさしい素材のヘアタオルをつかう
髪を摩擦させることにより、キューティクルが剥がれてしまい、髪がダメージをうける可能性があります。
特にタオルドライには注意が必要で、ぬれた髪は乾いた状態の3倍もダメージを受けやすくなっています。硬いタオルでゴシゴシではなく、柔らかく髪にやさしい素材のヘアタオルで、ていねいに髪を乾かしましょう。
おすすめのヘアタオルは以下の記事でご紹介しています。
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紫外線によるダメージを受けている場合は?

【改善ケア】髪・頭皮専用のUV対策グッズをつかう
髪が紫外線を過度に受け日焼けすると、髪を構成するタンパク質(ケラチン)が破壊されます。
髪の表面を覆っているキューティクルはダメージを受けやすく、髪がパサついた結果、ツヤも失い、ゴワゴワした髪になってしまいます。
おすすめの日焼け止めアイテムや、日焼けしてしまった時のアフターケアの方法は、こちらで紹介しています。
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まとめ
これまで、パサパサ髪をふせぐ10個の改善ケアをご紹介しました。まとめると以下の通りです。
パサパサ髪をふせぐ10改善ケア
- 毎日の食事や生活習慣を整える
- ヘアマスクなどのインバストリートメントを使う
- 不足している栄養素を補う
- オーダーメイドシャンプーに切り替える
- シャワーヘッドをミラブルに変える
- すぐにヘアタオルで水分を取り除く
- 高性能のドライヤー&ヘアアイロンを使って乾かす
- もう1度、正しいヘアケアをおさらいし、日々実践する
- やさしい素材のヘアタオルをつかう
- 髪・頭皮専用のUV対策グッズをつかう
ぜひ今回紹介した10の改善方法を試して、パサパサ髪とおさらばしましょう!
ヘアケアのいろはがわかるように、ロードマップとなる記事を作成しました。普段の振り返りも兼ねて、ぜひご覧ください。
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